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脳出血は、高血圧がコントロールされるようになり年々減少していますが、脳梗塞はむしろ増加していると思われます。寝たきりの原因の40%は、脳卒中が占めるとも言われ、これからますます脳梗塞の予防が重要になってきます。
脳梗塞の前兆がある?
突然意識がなくなったり、手足が完全に動かなくなれば、救急病院に運ばれますが、その前に前兆はなかったのでしょうか?
例えば、一時的に手がしびれたり、動きが悪くなったり、ろれつが回らない、言葉がでない、理解できない、めまいがする、ふらふらして歩けない、ものが見えにくい、突然もの忘れがひどくなった、などの症状です。(脳梗塞以外が原因の可能性もあります。)
このような症状はすでに、脳梗塞であるか、これから脳梗塞を起こす可能性があり(前兆)すぐに改善したからといって安心はできません。
小さな血管の閉塞でおこる脳梗塞(ラクナ梗塞)や、大きな血管内にできた血栓が飛んで一時的に脳梗塞を起こしかけた場合があります。
これらを診断するには、脳組織の異常をより詳しく知ることができるMRIや、MRIを利用した脳血管造影(MRA)を行う必要があります。
また最近では、食事が欧米化されたため頚部の大きな血管に動脈硬化がよく見られるようになりました。頚部の血管は脳への入口にあたり、流れが悪くなると脳梗塞を起こします。この病変の確認には、頚部血管エコーが必要になってきます。また心房細動という不整脈がると、心臓内に血栓ができやすくなります。心房細動の検査には、心エコーや24時間心電図が必要になります。このように脳梗塞は脳の検査だけを行えばいいというわけではないのです。
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