吉永脳神経外科クリニック
         
吉永脳神経外科クリニック■MRI検査/頸部エコー検査


今回のテーマは、
“頭脳パン”についてです。

コンビニエンスストアやデパートのパン売り場で時々、こんな名前のパンを見かけることがあります。

「頭脳パン」

初めてこのパンを見かけたとき、材料には何を使っているのだろう、と思って見たらこんな言葉が目に飛び込んできました。

「頭脳粉」

頭脳の粉って、頭脳の粉ってことですよね!誰の頭脳なんでしょう!?…それにどうやって作ったんでしょう!?製造過程を想像しただけで恐ろしくてその場にへたり込みそうになりました!
きっと、このパンの製造工場からは断末魔の絶叫や悲鳴が絶え間なく聞こえてくるに違いありませんっ!…こ、こんな恐ろしいものが世の中に出回っているのに…警察はいったい何をやってるんだ!


…もちろん「頭脳粉」とは、そんなおそろしい材料で出来たものではありません(笑)。ビタミンB1を練りこんだ小麦粉のことなのです。
もう少し正確に言いますとビタミンB1を100グラムあたり0.17ミリグラム以上練りこんだ小麦粉を「頭脳粉」と言うのです。ビタミンB1は疲労回復のほかに、脳の働きを活発にし、記憶力や思考力を向上させる力があるといわれています。

頭脳パンの歴史は結構古く、1960年頃に直木賞作家でもある木々高太郎氏博士が『頭のよくなる本』という本から提唱した学説に基づいて考案されています。幾つかのパンメーカーと製粉業者によって「頭脳パン連盟」という団体が結成され、現在は金沢製粉というところが商標権をもっています。

ネーミングこそ恐ろしいのですが、「頭脳パン」は博士号をもった人によって考えられた学説に基づき、責任あるメーカーによって製造された、由緒正しい製品なんですね。
食べてみるとなかなか美味しく、食べ盛りで甘いものが好きな受験生には特に歓迎されそうでした。

しかし、「じゃあ、これを食べたら頭が良くなるんだ!」と早合点してはいけません(笑)
大学の生協などでもよく取り扱っているそうなのですが、パッケージにはちゃんと「毎日食べてよく勉強して優秀な成績を上げて下さい。」と印刷されており、成績向上にはあくまでも「勉強」という要素が必要であることを示唆しているのです。

頭も身体も、使わないと健康にはなれないんですね。

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